メルパルク美馬市

局という聖地へ、名局舎を求め、郵政書体を求め、彷徨う…鳳来山吉田類の郵局放浪記

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2022年10月1日より一時閉鎖する、高崎市(旧吉井町)にある入野簡易局を見に行ってきました。(2022/9/17)
https://www.post.japanpost.jp/newsrelease/storeinformation/detail/index.php?id=6754

現地はJAたのふじ入野支店になりますが、〒マークが入ったサインは見当たらず、玄関扉横に営業時間と取扱事務が書かれた表が貼られています。これも文字の色がかなり褪せていて判読が難しいです。要は、簡易局の営業にかける意欲がかなり少ないのでしょう。

JA支店そのものも11月11日の営業をもって終了し、吉井支店に継承されます。純然たる民営組織であるJAは店舗網を急速に減らしていて、地方における経営環境の厳しさを物語っていますが、逆に郵便局は店舗網が維持できるのか極めて不思議に思えます。
JAの金融窓口営業時間が午前9時から午後3時まで(多くは午前8時30分から)と短縮されていて、しかも11:30から12:30まで昼休みとなっていますが、郵便局は営業しているとのことです。(しかしかなり嫌がられそう…)

JA支店統合の貼り紙はありましたが、簡易局の閉店の貼り紙は外から見えるところに見当たりませんでした。JAにおける簡易局の扱い(いらない子?)が透けて見えるような、釈然としない思いを抱いてしまいました。

民営化後、簡易局廃止時に事務引継局は公表されなくなりましたが、最寄りは北西に約2km弱の吉井馬庭簡易局や、西に約3kmの吉井局、南東に約2.5kmの藤岡白石局になります。
受託者公募をしていないようなので、おそらく閉鎖中廃止の公算が大きいのではないかと思います。その後吉井局に寄ってみましたが、ATMコーナーには簡易局に関する掲示は見当たりませんでした。
https://www.post.japanpost.jp/owner/area/


https://goo.gl/maps/2gqsndyrwu44gp8m8